2014年08月05日

避妊に失敗した時の緊急避妊法

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140801-00010000-jindepth-hlth&p=1

避妊に失敗した時の緊急避妊法>
夏休み中に増加する望まない妊娠を防ぐために




夏休み明けに、生徒からの妊娠の報告や相談が多いんです」とおっしゃる学の先生は少なくありません。

夏になって開放的な気分になること、長期休みで自由な時間が多いことから、夏の恋が燃え上がった結果、予期しない妊娠につながるケースが後を絶たないようです。

今回は夏休みというシーズンにあわせ、緊急避妊の最新情報を取り上げたいと思います。

日本では、避妊に失敗した後に妊娠を防ぐことができる緊急避妊薬があります。緊急避妊ピル、アフターピル、モーニングアフターピルとも言いますが、実際に緊急避妊をしたい時にどうしたらいいのか、その流れを見ていきましょう。
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[1] 病院を調べる
緊急避妊ピルは、産婦人科・婦人科で処方されるお薬です。避妊の失敗があってから72時間以内、つまり3日以内の服用が効果的とされているので、できるだけ早く病院を見つけましょう。日本家族計画協会HPから全国の緊急避妊ピルを取り扱っている医療機関が検索できます。思春期・FPホットラインという電話の問い合わせ窓口でも紹介してもらうことができます。
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[2] 病院に問い合わせる
緊急避妊ピルは病院によって薬や料金が異なるので、事前に確認するのがおすすめです。通常「ノルレボ」という薬が使われ、価格は1万円〜1.5万円ほどが多いようです。ちなみに性犯罪にあった場合は無料で処方されます。必要な場合は、予約をしていきましょう。
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[3] 病院を受診
予約した病院を受診します。緊急避妊ピルは自費診療で、保険が使えない薬ですが、念のため保険証は持参しましょう。基本的に問診のみで内診は必要ありませんが、本人の希望や、主治医の先生が必要と判断した場合は内診を実施することもあります。ピルの副作用を心配される方も多いかと思いますが、最新の緊急避妊ピルでの吐き気の報告は服用者の10%ほどに抑えられています。もし吐き気が強い場合には車酔いの薬で改善されます。万が一、緊急避妊ピル服用後、2時間以内に吐いてしまった場合には主治医に問い合わせて下さい。


[4] 経過を確認
緊急避妊ピル服用後、一般的には3〜7日後に、通常の生理よりも少量の出血が起きます。避妊に失敗した日から2週間経過した時点で、市販の妊娠検査薬で妊娠が確かめられます。もちろん、検査薬で反応が陽性に出たら婦人科を受診して下さい。パートナーと今後の避妊方法について見直すことも大切です。

緊急避妊ピルは正しく服用すれば8〜9割ほどの確率で避妊に成功すると言われています。逆を言えば、1〜2割は失敗してしまう可能性があり、性感染症の予防効果はないので「ナマでやるための薬」ではなく、あくまで緊急時のお助けアイテムということを心に留めておきましょう。

また、性感染症は種類により潜伏期間や症状が異なりますが、自覚症状があれば医療機関を受診するのはもちろん、自覚症状がなくても性行為から3ヶ月経った時点で保健所や医療機関・検査キットなどでの検査をおすすめします。


[編集部註]
本記事は、執筆者の活動を通して得られた情報から、執筆者の責任により執筆されています。執筆者の活動や考え方を知ってもらうため、避妊や性教育に関する知っておくべき参考知識として掲載している記事であり、Japan In-Depth編集部は内容に関する一切の責任を負いかねます。また、Japan In-Depth編集部として緊急避妊薬の服用を推奨するものでも、その効果効能・データを保証するものでもありません。妊娠の可能性がある方は、医師の正しい診断を受けることをお勧めします。

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検索してて、おぉ・・・こんな記事が!と最後まで読んでたら
ピルコンのあすかちゃんの記事ではないですか。
3年前にお会いした時にはベッピンの男前さん!のイメージでした。

上の記事にいくつか付け加えるのであれば
・ノルレボの取扱いがない病院、中用量ピルを代用した緊急避妊もある病院があること
・出血の期間は人それぞれであるため3〜7日後に出血が見られなくても21日目までは待ってみる事
緊急避妊から出欠までの日数.jpg


・緊急避妊後は医師の指導に従い、出血が確認出来るまで性行為を控える・低用量ピルなどの確実な避妊法を検討する

くらいでしょうか。
記事内で書ききれなかった部分なのだと思います。

あと記事の冒頭部分の
>〜とおっしゃる学の先生は少なくありません。
・・・おそらく学校の先生だと思います(笑


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梅雨があけて夏だ!と思っていたら、ここ1週間は台風の影響でずっと雨です。
梅雨が戻ってきたような天気。
お布団を干したい・洗濯物が・・・なんてストレスが溜まってしまいそうです。
来週は晴れるといいなぁ。


posted by がる。 at 17:56| Comment(2) | ニュースから

2014年08月03日

月経調整の報告をいただきました。

昨年から一緒に仕事に入ることになっている女子大生3人組から
7月の前半に夏休みは沖縄に行くんです!!なんて報告をいただいたのが1か月ほど前でした。

看護師を目指す彼女たちはかわいくて素直で、まるで娘みたいな存在です。

自宅まで車で送っているときに、1人が【私、生理が酷くてピル飲んでたんですけど、お母さんが止めてと言ったからやめてるんですけど・・・また飲みたいんですよねー】なんて相談が。
私自身は仕事中にピルの話をすることはないのですが、ピルを服用していることを控室でちょっと話したことがきっかけだったと思います。
そこに沖縄旅行。調整も兼ねて服用を再開してみては?とオススメしました。
彼女たちにしてみれば、旅行が終われば実習の日々で、月経痛もあれば辛いものになるかと思ったのです。


昨日、空港からの3人組の写真がLINEで送られてきました。
●●(私)さんのおかげで生理早めて今日から沖縄で〜す♪お土産、ちんすこう買ってきます〜♪
なんてメッセージでした。

お天気はちょっと曇り気味の沖縄だけど、いい思い出作ってくるといいなぁ。
今度お仕事一緒に入ったらLOCの名刺を渡しておこうと思います。


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一昨日・昨日と子どものイベントで楽屋裏で子ども達のお世話係りとして2日ほど過ごしてきました。
これまた幼稚園児〜中学生まで女の子20名以上の団体になると、いつまでもおしゃべりしてるので
若いパワーに圧倒されっぱなしですね。
裏方に回ったおかげで生くまもんや地元アイドルに出会えてちょっとお得感も得られました。
ゆるキャラ・地元アイドルとはいえ、プロの意識はハンパないなーと実感してきました。
posted by がる。 at 21:06| Comment(0) | 日記

2014年07月29日

フランスのピルの話/中島さおりさんのブログから。

TALK AOUBT THIS WORLD! フランス編
フランス女性とピルの緩やかな離反
14.05.30 by 中島さおり
http://www.lovepiececlub.com/lifestyle/france/2014/05/30/entry_005161.html

nakajima0530-thumb-autoxauto.jpg
 






日本では意外と知られていないかもしれないが、この半世紀、フランス女性と避妊用ピルは切っても切り離せない仲だった。「美人で仕事ができて恋愛上手」というフランス女性のイメージに、もしも多少なりとも真実があるとしたら、それを支えていたのはピルだ、というのが私の持論である。
 妊娠の危険から自由になり、セックスに積極的、子どもを作らず仕事に集中し、欲しくなったら自由意志で妊娠する。1967年のピル解禁と1972年の中絶合法化は、フランスの女性運動の輝かしい成果であり、女の自由の象徴だった。80年代にフランスに来た私は、少し年上の女性たちから、ピルと中絶についての熱い言葉をどれだけ聞かされたことか。


 そのピルとフランス女の熱い関係が急速に冷え始めている。この5月にInserm(国立衛生医学研究所)が保健相に提出した調査によれば、15歳から49歳の(つまり生理のある)女性のうち、避妊法としてピルのみを使用しているのは全体の36,5%、コンドームとの併用4,1%と合わせて40,6%で、2010年の調査に較べて8ポイントも減った。ちなみに私が2005年に刊行した『パリの女は産んでいる』(ポプラ社)に引用した2001年のデータでは、ピルの単独使用44%、コンドームとの併用が8%、つまり52%の女性がピルを使用していた計算になる。


 圧倒的なシェアを誇っていたピルだが、実はちょうどその2000年代始めあたりから、緩やかに下り坂になったらしい。理由は、ピルの他にも、信頼できる避妊法がいくつも発達したことがある。IUS、パッチなど新しい技術がいずれも2001年から実用化された。今回の調査では、こうしたピル以外のホルモン系避妊に頼る者が4,5%、昔から人気の高いIUD(子宮内避妊具)22,6%と、ピル以外の避妊法は、2010年との比較でさえ軒並みアップしている。


 しかし、ピルの後退を急速に促進したのは、2012年に第三・第四世代ピルの副作用の発覚だ。2012年12月、第三世代ピル「メリアーヌ」の副用により脳梗塞に襲われ半身不随になったと製薬会社を訴える女性が現れた。これをきっかけに第三、第四世代ピルが第二世代ピルに較べて血栓症を誘発する可能性が高いことが人に知られるところとなった。フランス4百万のピル・ユーザーに対し2529件の血栓症があり、うち20人が死亡しているという調査結果が明らかにされ、続いて速やかに保健省が第三、第四世代ピルの保険による還付を停止した。


 私は、こうした例が公になる前に出した本のなかで、「第三世代ピルは、第二世代ピルにあった副作用の問題をクリアした安全なピル」と書いてしまっているので、その訂正を兼ねて、ここに情報を補わせていただきたい。
 第二世代ピルの副作用は、体重の増加やニキビ、吐き気など、不愉快とはいえ死を招くような重大なものではないので、ここへ来て、フランス女性のピルは30年前の第二世代ピルに戻っている。しかし同時に「ピル離れ」が始まった。


 時代の流れを感じる。ピルの副作用は、数年前まで、囁かれることはあっても声高には言われなかった。ピルが「女性解放」とあまりにも結びつき過ぎて、ピルの悪口を言うことは、女性の権利に対する反動的な意見と同一視される傾向があったからだと思う。
 しかし今や、ピルの危険は誰でも口にできるようになった。特に大きく影響を受けたのは15歳から29歳の若い世代である。ピル合法化から50年近くが経ち、熱く語った世代がピルを使用しなくなって10年以上になる。生まれたときからピルのある世界に育った今の若い世代は、ピルに神話的なイメージはもう持っていないのだろう。


 ピルの後退を埋め合わせるように、コンドームの株が上がっているのも面白い。2001年には6%、ピルと併用している8%と合わせても14 %と人気のなかったコンドームが、単独で15%、併用で19,4%と躍進している。コンドームは、エイズ予防のキャンペーンとともに広まり、シェアを拡大している。


 ピルに慎重で、副作用問題に敏感だった日本では、ピルがようやく解禁になったときも第三世代ピルは許可されなかった。そういう意味で、日本人女性は危機を免れたと言えるかもしれない。
 こうして、日本とフランスの避妊事情は歩み寄っているように見えるが、避妊と密接に結びついた、性とその主体との関係については、果たして、どうなのだろうか?


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フランスのピル離れ、ちょっと意外な気がしました。
とは言え、文章内から拝見するとピルのみ・コンドームとピルの併用での避妊を選択している女性は
40%を超える数字。
日本に当てはめるのは難しいですね。
やっぱり日本のピルへのアクセスは遠いのかもしれません。どうにかならないかなと思いつつ
数年経過していますけどね^^;


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ヤフーの知恵袋でウロウロしていると、ノンピルユーザーさんの緊急避妊とピルユーザーさんの
出血調整の相談が増えたように感じました。
ピルユーザーさんは、受診されてる病院のお盆休みとお手元にあるピルのシートの数の確認をされておくと
新しいシートがない!なんてことにもならないかと思います。

posted by がる。 at 12:43| Comment(0) | 日記