国内で販売されているコンドームのうち26%が品質の国際基準を満たしていないことが分かった。また若者の多くがそもそも、適切な避妊をしていないとして、専門家などが性教育の必要性を唱えている。4日付ベトナムネットが報じた。
英国のコンサルティング会社クラウンエイジェンツによれば、国内で年間販売されている1億7,000万個のうち、26%がISO(国際標準化機構)規格や世界保健機関(WHO)、国連人口基金(UNFPA)の技術要件を満たしていない。
■既存の性教育、効果なく
中央産科病院のグエン・チ・ホン・ミン医師は、望まない妊娠をどう防ぐかについての若者の無理解を問題視する。「10代の青少年の90%が、セックスをすれば妊娠する可能性があると知っていながら、80%以上が避妊をしていない。妊娠すれば、中絶すればよいと考えていることは危険だ」と語気を強めて語っている。
教育・訓練省は性教育を中高生のカリキュラムに取り入れているが、教師も生徒も恥ずかしがって、実効性のある授業ができていないのが現状だ。
グエン・ベト・ティエン保健次官も、「避妊について若者に教育する必要性があることが見過ごされていた」と認めており、性教育の拡充を図っている。
ベトナム 2014/04/07(月曜日)
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コンドームの国際基準ってどんなのだろうとググってみると
相模ゴムのサイトに詳しく書いてありました。
http://sagami-gomu.co.jp/condom/dekiru/
全数ピンホール検査
コンドームは、「ピンホール」と呼ばれる微細な穴がないかどうかをチェックするために、必ず全数検査が行われています。
コンドームの形をした金型に、1本1本コンドームをかぶせて、ぬるま湯が入ったプールに浸し電気を流します。万一ピンホールがあれば、金型に通電しますので、そのコンドームは穴のあるものとして機械的に判定され自動的に排除されます。
この工程で合格した製品だけが、クルクルと巻き上げられて、みなさんが良く見るコンドームの形になります。
破裂試験
コンドームの強度を測定する試験のひとつです。
コンドームが破裂するまで空気を入れ続け、破裂するまでに入った空気の量と、どれだけの力に耐えたかを見るための破裂圧力を計測します。国際規格であるISOでは、空気量で18リットル以上、破裂圧力で1.0キロパスカル以上であることが定められています。(折幅:50mm 以上 56mm 未満の場合)
引っ張り試験
これもコンドームの強度を測定するものです。
コンドームを輪切りにして、その両端を引っ張り、破断した時の伸びとどれだけの力に耐えたかを計測するものです
水漏れ試験
コンドームにピンホール(微細な穴)がないかどうかを確認する試験です。 コンドームに 300ml の水を入れ、一定時間放置して水がしみ出さないかどうかを肉眼でチェックします。同時にコンドームの形状に偏りがないかも確認しています。
転がし試験
水漏れ試験で吊しておいたコンドームを取り外し、根元部分を縛って、手で圧力をかけながら吸水紙の上を転がしていきます。万一ピンホールがあれば、吸水紙に「染み」が出来ますので、水漏れ試験では発見できない穴も検出することが出来ます。
※サイト内では写真付で説明があります。
他にもコンドームの歴史・正しい装着方法についてもあるので是非ご覧ください!
とにかく、日本のコンドームの品質については国際的にも最上級のものと書かれています。
が、破損などのトラブルの話はなくならないですね。
一度、確認してみるといいかもしれません。

本日朝6時前からすごい雷がなって起きました。
ほんの1時間程度ですが、雨が降ったのですが、昼間はいいお天気。
それでも昨日よりは風がさわやかに吹いて過ごしやすい1日でした。